マネジメントのチーム化で、成長軌道を描く

2018-09-03 - 松尾繁樹 - 0 - 実践!財務の知恵

「サービスや製品は優れており、需要もある。創業以来、順調に事業を継続してきた。しかし、振り返ってみれば、もうしばらくの期間、会社は成長していないように思われる。収益面も、社員の待遇も決して良くなってはいない。」

 

このような状態を続けていると、
いずれ需要変化の波を受けて大幅な赤字を経験することになります。

 

さて、
会社は何故、成長をとめるのでしょうか。

 

外部環境がそこまで大きく悪化していないのであれば、
会社内部の管理体制の構築が進んでいないことが理由として挙げられます。

 

組織規模が社長一人で管理=マネジメント出来る限界を超えたにも拘わらず、
社長一人での舵取りを続けていることが原因です。

 

ドラッカーの言葉に、
「経営者の仕事をチームの仕事として組み立てる必要がある。」
というものがあります。

 

一般的には、経営者の仕事として、下記のような事柄が挙げられます。

・事業方針の決定
・予算と資金計画
・人員配置
・事業の全責任を負う

 

現社長が、これらを全て一人でおこなっている(もしくは、行うことが出来ておらず、他に行っている人もいない)とすれば、

 

「社長が行ってきた経営者の仕事をチームで行えるようにすること。」

 

が、現社長が行うべき最優先の仕事です。

初めは現社長が一人で行うよりも、効率が悪く、効果がないように見えるでしょう。

 

このチームに参加することとなる幹部は、これまで事業全体を把握する仕事をしていません。それぞれにバックグラウンドがあり、得意分野も様々です。

また、事業執行者としての仕事もしなければならず、マネジメントに専念することは出来ません。

 

このようなメンバーがマネジメントチームとして自発的にまとまっていくには、
全員が共鳴できる理念が明文化され、共有される必要があります。

 

 

このチームでの経営が成り立つ為には、3年程度の時間を要するといわれています。

やるべき事柄が決まっていない状況においても、何をやるべきか自発的に考え、自ら方針を決し行動をすることが出来る状態=マネジメントチームによる自立した会社運営を目指しましょう。

 

事業承継の問題も、解決されます。
社長一人でのマネジメントを脱すれば、幹部からの社長昇格も現実味を増しますし、
M&Aにおいても、高値での事業売却が可能となります。

 

会社を子供と考えれば、まさに子供が独り立ちしていく過程そのものです。

私自身、親としては駆け出しの身ですが、我が子を自らの価値観に縛り付けるのではなく、自立を後押し出来る親でありたいと、私は思います。

 

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「理想の姿に一歩近づき、また一歩先を考える。」
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