欠けた視点を補う。

2019-09-30 - 松尾繁樹 - 0 - いい税理士とは?

悩み事があるときには、話を聞いてもらうだけで楽になるといいます。「いい税理士」と定期的に話をすると、気持ちが楽になるだけではなく、社長の考えが整理されて、次に進む方向が見えてくることでしょう。

人材難が常である中小企業の社長は、どうしても眼前の課題に追われてしまいますが、会社の経営数値を長期にわたって預かり、一歩引いた視点から捉えることが出来る税理士の立場は、アドバイザーとして最適です。

「いい税理士」は税務会計の専門家であるのみならず、会社経営に関するゼネラリストであり、幅広い知識を有しています。経営コンサルタントのように答えを示すことはありませんが、社長のお話をうかがいながら、検討が足りていない視点を補っていきます。

例えば、売上減少に悩まされていて、どうやって売上を伸ばすか苦心している社長には、「売上を伸ばすことだけが正解ではない」と助言します。現在の売上高でも資金を問題なく回せるように、必要な利益率と、利益率を改善するための方策を一緒に考えていきます。

一方、売上減少に際し、社員への徹底的なコスト削減を求めている会社では、社長も削れる経費にばかり目が行きます。このような場合は、あえて反対に「かけるべき経費はないのか」とアドバイスします。販売促進のための交際費や広告宣伝費が充足しているならば、売上が上向く可能性もあるからです。

事業戦略の観点からも同様です。会社内部のことばかりにとらわれ、「会社の業務プロセスを改善し、自社の製品をより良いものにする」と雄弁に語る社長がいます。逆に、市場規模やシェア、顧客動向、同業の新規参入業者やライバル業者の状況など、会社内部はさておいて、外部ばかり見張る社長もいます。そんな時には、会社内部の状況と、会社外部の状況をバランスよく検討していくことが事業戦略の立案には不可欠であることを伝えます。

このような「会社経営に欠けている視点を見つけて、アドバイスをする」。それが「いい税理士」、そして、その手となり足となって動く、会計事務所職員の使命です。しかし、会計事務所職員の能力に差があると、サービス水準にばらつきが出てしまい、必ずしも的確なアドバイスができるとは限りません。

当事務所では、会計事務所職員それぞれが、経営に関するアドバイスができる知識を身に着けることを目標に、スキルアップ研修会や、ナレッジの共有を定期的に実施します。

事務所内の作業分担の見直しや、様々なクラウドシステムの活用による業務効率化を進めていくことで、顧問先の社長とお会いする時間を増やし、さらなるサービス水準の向上に努めていきたいと思います。

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「理想の姿に一歩近づき、また一歩先を考える。」
松尾繁樹公認会計士事務所
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